アイロンがけはお好きですか?
きのぽは苦手で、できれば避けたいと思っています。
化繊のシワになりにくい服を選べばいいのでしょうが、年齢を重ねるにつれ、コットン100%やリネン、シルクなど、天然素材の着心地の良さを手放せなくなってきました。
うーんジレンマ・・・
何か良い方法はないかなぁと考え抜いた結果、ここ10年ほど続けているのが、この方法です。
アイロン要らずの裏技?!ズボンハンガー
どういうこと?
一言で簡単にいうと、100円から200円くらいで売られているズボンハンガーを、シャツの裾につけて干す、それだけ
これを使うだけで、シャツやブラウスのシワが大幅に減り、アイロンがけなしでも着用できるレベルになったりします。
*これは写真撮影用に壁に掛けていますが、実際にはシャツが濡れているため、鴨居や洗濯竿に吊るして乾かしています。
より便利に簡単になる、一緒に使用しているものもご紹介
- ズボンハンガー
- かもいフックなど
- 肩に厚みのあるハンガー
- スチーマー
- アイロン用ミトン
ズボンハンガー
これです!
10年ほど前にイトーヨーカドーのネット通販で購入した200円程度のズボンハンガーを数本利用しています。
内側に、白色の薄いフエルトが貼られています。
現在、同商品はヨーカドーネットで販売されていませんが、Amazon、カインズ、ダイソー、イケアなどで似たような商品が販売されています。
形状が同じズボンハンガーでも、商品によってフェルトが付いていない、黒いフェルトが付いているなど、仕様が異なるようです。
ご購入の際は、洋服を傷つけないか、色移りは大丈夫かなど、ご確認の上、お選びください。
(カインズの商品が、説明を見る限り、きのぽが使っているものに最も近いように思えます。)
かもいフックなど
ノムラテック ABS樹脂 ネジ止め 簡単かもいフック 2個入 ホワイト N-1077
ダイヤ (Daiya) 洗濯 物干し ホシタス 鴨居 ドア枠用 室内干しスペースを作る 2個入
この商品でなくても良いのですが、シャツをズボンハンガーに挟む際、シャツを下に引っ張ってもハンガーがずり落ちない、安定した場所があると作業がスムーズです。
肩に厚みのあるハンガー
シンコハンガー モノクローゼット シャツハンガースライド40~52cm 肩幅調節 回転フック 2本組
肩の部分の布に負担がかかるので、肩に厚みがあるハンガーが好ましいです。
肩幅調節ハンガーは、誰のシャツにでも使えるので、こちらをメインで使用中
衣類スチーマー
日立 衣類スチーマー CSI-RX3 Bを使用していますが、もうこちらは販売されていません。
不満はなく、満足です!
後継機種は
日立(HITACHI) 衣類スチーマー スチームアイロン CSI-RX5BE C ミルキーグレー 連続スチーム ブラシ付き
アイロン用ミトン
ダイヤ (Daiya) アイロンミトン セラミックス スチーマー用 ミトン 057443
きのぽは⇑こちらを使用していますが、同メーカーでさらに改良された新商品が販売されています⇓
ダイヤ (Daiya) アイロン スチーマー用シリコン手袋 アイロンミトン 5本指でつまみやすい 057448
ここにたどり着くまでの経緯と、おすすめグッズの使い方
1 アイロンミトン登場
衣類スチーマーを使い始めると、CMのような簡単な操作だけでは、シワの伸びに物足りなさが・・・
シャツを吊るして、左手でシャツを下に引っ張り、ピンと張り、スチーマーを当てると満足のいく仕上がりになります。
しかし、この方法では、たまに高温のスチームが手にあたってしまい危険
そこで、スチーマー用のミトンを購入しました。
これで安心!
2 ズボンハンガー登場!
右手にアイロン、左手で裾を引っ張ると、自由に使える手がありません。
左手をもっと自由に使うと、より効率的になるのではと考えました。
そこで、自分の手の代わりに裾を引っ張ってくれるものを探してみたところ、当時イトーヨーカドーネットで売っていた200円のズボンハンガーがぴったり!
かもいフック登場
ハンガーにかけたシャツの裾をズボンハンガーで挟んでかもいに吊るし、左手で左右の横方向に引っ張りながらスチーマーをかけると、いつもより早く綺麗に仕上がります。
しばらくはこれでよろこんでやっていたのですが・・・
もっと楽にならないかな?
アイロンがけ、やめた
洗濯後、濡れているシャツの裾にズボンハンガーを3つ付けて干すという方法を試してみたところ、生地がピンと張ってシワができにくく、アイロンがけがほとんど不要になりました。
前に2つ、後ろに1つ付けます
それ以来この方法を基本に、色々とアレンジを加えて、今ではアイロンがけの時間を大幅に短縮しています。
洋服の種類によるアレンジはこんな感じ
ポロシャツ | 前後を一緒に挟んで1本使用 |
Tシャツ | 前後を一緒に挟んで1本使用 |
コットンシャツ | 前後を一緒に挟んで2本使用 |
シルクシャツ | 前後を一緒に挟んで2本使用 |
リネンシャツ | 前2本、後ろ1本 |
チノパン | 裾をまとめて、1本 |
- この限りではなく、洋服のサイズ、布の厚さによっても、適当に調節しています
- サイズが大きくて丈夫な布地の場合、ズボンハンガーのひっかけの部分(銀色の部分)に、レジ袋に入ったペットボトルを吊り下げ、負荷をさらにかけたりもします。
だんだんとコツが分かってきます
仕上げをより美しくしたいとき
より綺麗に仕上げたいときには、
- 脱水前の衣類にズボンハンガーを取り付け: 洗濯後の衣類を脱水機にかける前、または弱めの脱水の後に、ズボンハンガーを取り付けて形を整えます。
- 乾燥後、スチーマーで仕上げ: 衣類が乾いた後、ズボンハンガーを外し、腕の部分を中心にスチーマーで軽く蒸気をあててシワを伸ばします。
- アイロン仕上げ: 完璧な仕上がりを求める場合は、スチーマではなく、アイロンで軽くプレスすることで、さらに美しいシルエットになります。
スチーマーやアイロンをかける場合でも、ズボンハンガーを使用してから行うと、よりシワが伸びやすく、スムーズに仕上げることができます。
注意すること
- 洋服を痛めないように気をつける
- 洋服を痛めないように、最初は丈夫なシャツで試しましょう
- 木製のズボンハンガーは、使用後は広げて乾かしましょう
家族みんなのシャツの手入れが簡単に!
ひと手間かけるだけで、煩わしいアイロンがけから開放されるのでおすすめです。
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