

ここ最近、ずっと牛乳🥛のことを考えてます



ひま?
毎日ミルクフォーマーを使用しているのですが、実感として牛乳のメーカーによって、同じ成分無調整牛乳でも、泡立ちが若干違います。
あと、牛乳パックを上下に振って使用しないと、同じパックでも最初の方と後の方の泡立ちも微妙に違う
乳脂肪の僅かな量の違いが、こんなにフォームミルクに影響するんだと最近気が付きました。
そんなある日、いつもと違うメーカーの牛乳を買ってきて、泡立ててみたら、フォームがいつもより少し少ない気がしました。
何が違うの?これはやっぱり脂肪の差だよね?と思い、成分表をみると、今回買ってきたのは乳脂肪3.6以上と書かれた牛乳
そういえば、いつもは乳脂肪3.5以上と書かれた牛乳を買っていました。


成分無調整牛乳ってなに?
いまさらですが、加工乳、調整乳でない限り、そんなに差はないと思っていました。



成分無調整牛乳ってなんなん?
生乳100%(牛から絞ったままの乳)使用でつくられているのは牛乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳の4種類
【乳脂肪分3.0%以上:無脂乳固形分8.0%以上】
使用できる原材料は生乳(せいにゅう/牛などから搾ったままの乳)のみで、水や他の材料を混ぜてはならないとされています。
*成分無調整と書かれた牛乳はここ
成分無調整=3.5%思っていましたが、もっと範囲が広いのですね。



以上というのが、トリッキー
【乳脂肪分1.5%以上:無脂乳固形分8.0%以上】
成分調整牛乳は、生乳から成分(水分、乳脂肪分、ミネラル等)の一部を除去したものです。
【乳脂肪分0.5%以上1.5%以下:無脂乳固形分8.0%以上】
生乳から脂肪分を除去したもので、乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下のものです。
【乳脂肪分0.5%未満:無脂乳固形分8.0%以上】
生乳からほとんどすべての乳脂肪分を除去したもので、乳脂肪分が0.5%未満のものです。低脂肪牛乳・無脂肪牛乳は、ともに原材料は生乳100%のみで、無脂乳固形分は8.0%以上です。
一般社団法人日本乳業協会HPよりhttps://nyukyou.jp/dairyqa/2107_068_457/
今回買ってきた牛乳ですが、ラテにして何も考えずに飲んだ時から、泡立ちは少ないけど、口当たりはまろやかだなと思っていたのです。
実際にはいつも購入している牛乳と比べて、0.1%以上の乳脂肪の差があるのかもしれません。
きのぽはいつも種類別名称:牛乳と書かれたものを購入していましたが、メーカーによって脂肪分の量にバラつきがあり、ミルクフォームに違いが出ていたのですね。
コーヒには微妙な乳脂肪のパーセントが大事?
フォームミルクの美味しさと泡立ちには、牛乳の脂肪分が大きく関わっていること、そしてそれは微々たる差で変化が出ることに気が付きましたが、それに加えて、当然ながら、コーヒー全体の口当たりにも、この脂肪分が大きく関わっていそうです。
アメリカのスタバのデフォルトの牛乳は低脂肪乳?
そんなことを考えていた時にです
アメリカ🇺🇸スタバ公式サイトに気になるパンフレットPDFを発見
スターバックスラテを始めとする、殆どのメニューの牛乳のデフォルトが2% Milkになっているではありませんか。
「えっ、スターバックスのラテって、低脂肪乳だったの?」と驚き、日本の公式サイトを確認してみると、日本では普通の牛乳(加工乳)がデフォルトです。



日本の普通の牛乳が、アメリカでは低脂肪乳なんですか?



いえいえ、そんなことはありません。
2%milkの下に続くのは、non-fat milkの文字
無脂肪乳の上に書かれているから、乳脂肪分2%の低脂肪乳ということですよね。



乳脂肪2%の低脂肪乳?1.0%じゃないんですか?
国によって、成分無調整牛乳や低脂肪牛乳の乳脂肪の%は違うの?
気になって、U.S. DairyのHPで調べたところ、生乳100%使用の牛乳はアメリカでは主に4つに分類されているらしい。
g = grams mg = miligrams mcg = micrograms Whole Milk(3.25%) Reduced-Fat Milk(2%) Low-Fat Milk(1%) Fat-free Milk(Skim) Calories 152 122 106 84 Total Fat 8 g 5 g 2 g 0 g https://www.usdairy.com/news-articles/whats-the-whole-story-whats-the-difference-in-whole-vs-low-fat-milkより
Reduced-Fat Milk(2%)の文字が!
これが主にアメリカのスタバで使用されている牛乳ですね
日本では、低脂肪牛乳は乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下と幅広く定義されていますが、牛乳消費量の多いアメリカでは、低脂肪乳が2%と1%というように、より細かく分類されているのが特徴です。
アメリカでは、2歳以降は成分無調整牛乳から低脂肪乳への移行が推奨されるため、スターバックスを利用するような年齢層の多くは、普段から低脂肪乳や無脂肪乳を飲用しているのでしょう。
普段使いがLow-Fat Milk(1%)だったら、Reduced-Fat Milk(2%)でも十分濃くておいしいですよね。
スターバックスでは国によってデフォルトの牛乳違うんですか?
アメリカではカフェラテの一般的なサイズがグランデなのに対して、日本ではトールサイズが一般的なので、たくさん飲むには通常の牛乳では重すぎるのかもしれません。



欧米では赤身のお肉をいっぱい食べて、日本では霜降り肉をちょっと食べるみたいな感じ?
しかし、きのぽでも物足りないような、あのスーパーで売っている低脂肪牛乳でつくったラテで、生クリーム文化の人たちが満足できるのかぁ??
きのぽはスタバで低脂肪乳のラテを飲んだことがないので、1.5%低脂肪牛乳をイメージして想像してみましたが、ピンときません。



乳脂肪1.5%と2%って、そんなに差があるの?
2%ミルクを使って、自宅をアメリカのスタバにする
市販の1.0%の低脂肪牛乳でカフェラテを淹れたことはありますが、きのぽには物足りなかったので、それ以来、低脂肪牛乳は使用していません。
でもあの天下のスターバックスが2%前後の低脂肪乳で作っているのなら、この1%に大きな違いがあるのでは!
低脂肪牛乳だと、まろやかさが物足りないけど、このアメリカ版低脂肪乳の2%だと、フォームミルクの泡立ちとまろやかさの両立のベストポイントになるのでは?と気になる気になる。
加工乳の低脂肪乳でカフェオレを淹れてみる
さっそく、無脂肪牛乳を買ってきてブレンドして検証と思ったのですが、近くのスーパーに無脂肪牛乳がなかった・・・。
低脂肪牛乳も生乳100%のものはなく、置いてあったのは加工乳の低脂肪乳でした。
購入してきたのは、
明治のおいしい低脂肪乳(加工乳)乳脂肪は1.8%です。
無脂乳固形分8.0%以上
生乳や牛乳などにクリームやバター、脱脂粉乳などの乳製品を加えたもの、あるいは生乳を原料としたバターや脱脂粉乳などの乳製品を加工したもので、無脂乳固形分のみ8.0%以上と定められています。
一般社団法人日本乳業協会HPよりhttps://nyukyou.jp/dairyqa/2107_068_457/
加工乳なので、乳脂肪は1.5を超えて、1.8%もあります。
ざっくりと明治のおいしい低脂肪乳80mlとローソンの成分無調整牛乳20mlでカフェラテを作ってみました。
結果、ミルクフォームはすごくいい感じです。
きめも細かくて、弾力もある!ミルクのコク、甘味もあります。
カフェラテにして飲んでも、牛乳の薄さは気になりません。分からないくらいです。
次の日は明治のおいしい低脂肪乳100%で、カフェラテを淹れましたが、「今日のはちょっとサラッとしてるかな?」くらいで、そんなに気になりません。
今回使用の低脂肪乳は加工乳なので、生乳100%のものとは違いますが、ブレンドして2%にする必要がないので、これも便利ですね。






でもやっぱり生乳100%で試したい!
明治のおいしい低脂肪乳(加工乳)は有力候補として置いておいて、やっぱり生乳100%で試したい!
無脂肪牛乳を買ってきて、成分無調整牛乳とブレンドしてもいいのだけれだ、このひと手間が毎日だと煩わしい。
最初はいいけど、続く気がしない。
冷蔵庫の場所もとるし・・・



そうだ!成分調整牛乳!
成分調整牛乳【乳脂肪分1.5%以上:無脂乳固形分8.0%以上】
低脂肪牛乳で検索ではなく、成分調整牛乳で検索すれば、乳脂肪分2.0%の低脂肪乳が見つけられるんじゃない?と思い、検索したところ、どんどんヒットするけど、これ手軽に買えるのか?



ありました!
手軽に買えそうなのがありました
まきばの空
森永乳業 生乳100%使用 まきばの空 1000ml
乳脂肪分2.0%。生乳100%使用。
発売地区・・・北海道・沖縄を除く全国で発売しております。
アマゾンのネットスーパーでも、ライフでも売っているので、簡単に手に入りそう!
2%ミルクを使用して、ディカフェのカフェラテを淹れてみた
まきばの空購入、ディカフェのカフェラテを淹れてみました。



すごくいい!
「まきばの空」以外の、乳脂肪分2.0%の成分調整牛乳でも、ほぼ同じような味わいが楽しめると思います。
牛乳好きなきのぽでも、低脂肪乳に違和感なく切り替えることができました。
最近、カフェラテを飲むと満腹感が強く、食事に響くのが気になっていましたが、脂肪分を控えることで、もたれる感じが軽減されそうです。
これまで、味が変わってしまうのを心配して低脂肪牛乳を避けていましたが、2%のものだと風味も損なわれません。
体調にも合っているので、これからも続けられそうです。
トール. ディカフェ. ローファット
今後はスタバでドリンクメニューをお願いする時はディカフェ、低脂肪でお願いしようと思います。



低脂肪への変更は無料、ディカフェカスタマイズは55円
これ、妊婦さんにもよさそうですよね。
脂肪分を無理なく抑えたい人にもおすすめ
アメリカのデフォルトだと思うと、我慢している感じもしないですしね。



ローファットでラテをオーダーすれば、ハワイのスタバで飲んでいる気分になれますよ



なれへんし