
きのぽはりんごとバナナが好きです。
かなり頻繁に食べています。
バナナに比べると、りんごは皮を剥いたり、カットをしたりする手間がありますよね。
りんごの切り方、みなさんはどのようにされていますか?
きのぽは今まで包丁でくし切りにしていたのですが、先日、包丁で少し怪我をしてしまい、それ以来りんごのカットがちょっと億劫に・・・
よくよく考えると、昔家庭科で習ったこのくし切りのりんご、ちょっと危ない気もします。
もっと楽に簡単に、安全にりんごを剥く方法って無いのかな?
今までのむき方から、もっと安全なむき方に変えたいと思い、いろいろと調べて考えました。
その過程で見つけた便利なお助けグッズから、超合理的なアメリカ式カット方法、そして辿り着いた、実践中の剥き方まで順を追ってご紹介します。
りんごの簡単、安全なむき方を探して
今まで、きのぽは小学校で習って以来、こんな感じにりんごを切ってきました。
- 縦半分に切る。
- 軸の部分をVの字にカット
- さらに2つ割りにして、真ん中の種の部分をV字にカット
- その後に、それぞれを皮むき

くし切りですね。
たまに気分転換に、最初にくるくると全部の皮をむいてからカットすることもありますが、基本的に2つ割り→V字カット、2つ割り→V字カットです。
でも、ある日突然、このV字カットが怖くなってしまい、より安全なりんごのむき方を探求することに
りんごのV字カットのところが怖い


ほぼ毎日りんごを食べています。
これから先もきっと、りんごを食べ続けていくと思います。



だって、好きだから
包丁で少しヒヤリとすることがあり、急にりんごのV字カットを怖く感じるようになったことに加え、今後年を重ねていく上で、手に力が今ほど入らなくなったとしても、このV字部分は切りづらいだろうなと、ふと思いました。
それなら今のうちから、もっと安全で簡単な切り方に変えていこうと思い、いろいろと試してみることに
まずはりんごの皮むき器?
まず思いついたのは、りんごの皮むき器
りんごを刺して、くるくる回すアレです。
Amazonで良さそうなものを探してみると、安くて評判の良いものは1000円位からあります。
高いけれど人気のあるものは5000円位
しかし、どれも大きいのね・・・
食洗機❌だし、もしOKでも入れるには大きすぎるような気もします。
置き場所にも困るよなぁ・・・と、気持ちはちょっと消極的に



出しっぱなしにしておける場所があればいいんだけど・・・
では、ピーラーか?
家にあるピーラーでも剥けるけれど、何か他に便利なものはないかなぁと探していたら、横むきピーラーというものを発見💡
名前からして、果物むきに向いていそうだし、食洗機にも対応しているので、これを買ってみることに
次に思いついたのは、アップルカッター
実際、りんごの皮むきやカットで一番怖いのは、V字にカットする部分
ここは、力の入れ加減を間違えると手を怪我してしまうので、子供の頃、初めてりんごを切る練習をした時、一番怖かったところ。
この部分のカットを避けるには、ぎゅっと押すだけで花びらのように8等分にカットできる、りんごカッターが良いのかな?
というわけで、食洗機対応でステンレス製のこちらを購入することにしました。



これも大きいのね・・・
購入品を使って、カットをしてみる。
さっそく、購入したお助けグッズを使用してみます。
下村工業 日本製 味わい食房 ももトマトピーラー
横むきピーラー、すごくよいです。
すいすい剥けるし、包丁より危なくないし、トマトも桃も、硬めのものなら剥けます。



熟れているものは厳しいです。
ピーラー自体は良いのですが、問題は包丁での皮むきが体に染み付いているきのぽです。
うっかり油断していると、皮を剥き切った最後のところで、包丁で皮むきするときと同じように親指で刃を止めてしまいます。
そうすると、当然ですが親指がピーラーの刃に当たって、軽く切れてしまう・・・



流血事件発生
軽い傷だけど、痛い・・・
ちなみに、このピーラーを包丁での皮むきが苦手な知人にプレゼントしたところ、とても喜ばれ、重宝しているようです。
今までほとんど包丁で皮むきをしたことがなく、包丁での皮むきの癖がついていない人の方が、使いこなせるのかも
りんごカッター
届いたりんごカッターは、実際に手に取ってみると、想像していたよりも大きく感じました。
サイズを確認して購入したのですが、数字で見るよりも、実物は形状のせいか大きく見えます。
早速りんごをカットしようと、りんごカッターをグサッと刺したのですが、ここでハプニングが・・・


僅かなサイズの差で、真ん中あたりまで刺したところでつかえて切れなくなってしまいました。
りんごの胴回りの方が僅かに、カッターよりも大きかったようです。



逆向きに抜くのが大変でした💦
りんごカッターを使う際は、りんごのサイズがカッターよりも小さいことを確認してから使用しましょう。



あたりまえだけど、侮ることなかれ
気を取り直して、ちょっと小さめのりんごでやってみました。
今度はうまく行きそう!
しかし、ここでまたまたトラブルが・・・
きのぽは力が弱いので、りんごにカッターを刺すのが大変💦
全体重を乗せて頑張ります。
ガクンと傾くと怖いので慎重に・・・
今度は綺麗にカットできました。
しかし、この時はまだ知らなかった。
この後、更なる困難が待ち受けていることを・・・
りんごの軸がずれていると芯がとれない
生協で購入した、お得な訳ありりんご
形は悪いけど、お味はいいんです。
これをアップルカッターで切ってみると、



芯が取れない〜
りんごの軸とおしりの軸が真っ直ぐなら良いのですが、軸がずれていると、芯をくり抜く部分から逸れてしまい、りんごの身を削って逆に芯が残ってしまいます。
また、りんごが傾いていると、カッターに力をかけづらいという問題も・・・
【こんな方にお勧めかも】
- りんごは皮ごと食べる
- 力がある人
- りんごは小玉、比較的形が美しいものをよく購入する人
- 店頭で、自分でりんごを選んで購入する人
- 外国産の小ぶりのりんごを、皮ごと食べる人には、超おすすめ



カッターに適した形のりんごを選べるなら問題なし!
【逆にこんな方には向いていないかも】
- 力のない人
- 訳ありりんごや、サイズ不揃いりんごをよく購入する人
- 生協やネットスーパーなど、自分で商品を選ばずに、配達員さんにおまかせでりんごを持ってきてもらうことが多い人
ナイフ使用で簡単・安全なりんごのカット方法を考える
振り出しに戻ってきました。
そこでふと考える。
りんごは果物の象徴
世界中で食べられていますよね。
他の国ではりんごをどのように切っているのか気になって、”cutting apples” や “how to cut an apple” などで検索してみたところ、出てくる、出てくる。
やはり、世界各国、皆さんりんごの扱いに苦労しているようです。
そして、紹介されている内容は、輪切りにして芯をくり抜いたり、真上から格子状に切ったりと、どれも大体同じような感じ
そんな中、TIME誌のウェブサイトで紹介されていた、輪ゴム1本で簡単に持ち運びできるヘルシースナックりんごの動画がなかなか興味深かったです。


要約するとこんな感じ


格子状に切ったりんごに、輪ゴムを巻いて、そのまま持って出掛けて食べるという合理的の極み!



バナナもびっくりの手軽さ!
若い頃なら試してみたかもしれませんが、今は皮が歯に挟まるのが気になるし、日本のりんごはアメリカのものより大きめなので、丸ごと1個を持ち歩くのは多すぎなので、却下
輪ゴムで巻いて持ち歩きは少し極端ですが、切り方は安全な切り方として紹介されているほとんどがこれと同じような手順です。
違うところは、最初に縦に2回ナイフを入れた後、それぞれのパーツを好みの厚さにスライスしていくところ。
確かにこれだとV字に切る必要がないので、安全で簡単そう
デメリットは、カットされたりんごの大きさや形がバラバラになってしまうことですかね。
自分で食べる分には気にしませんが、きのぽの周りは家庭科の授業でりんごの剥き方実技テストがあった昭和世代ばかりなので、人に提供する時は、もう少し形や大きさを揃えておかないと、色々と質問攻めに遭いそう・・・
そこで、今まで見てきた道具や情報を参考に考えたのが、こちらの方法
くし形りんご風の、簡単なりんごの切り方
V字の部分のカットが怖いのは、手に持っているから。
すべてまな板の上でカットします。








どの部分も体重をしっかりかけてカットできるので、力も要りません。
りんごを手に持ってカットすることもないので、手を切るリスクも大幅に減ります。
今回は皮もピーラーで剥いてみました。
ピーラーで剥くと、包丁の時と違って、細いストライプ状の線が入ります。
この線が気になる場合は、ギザギザが付いていないピーラーを選ぶと良いですね。
これくらいの形なら、くし切り派の方にも違和感なく受け入れてもらえそうです。



この切り方で怖さはなくなりました。