こんにちは。
わが家の火を使わない生活を支える三種の神器のひとつ、ホットクックについて、今日はお話します。
煙が出ない調理器「けむらん亭」よりも先に、わが家にやってきたのが、ホットクックです。
3つのマシンの中では、一番の古株。
家に来たその日から、毎日ずっと活躍してくれている働き者です。
ホットクック自体が鍋そのものなので、一緒に使う便利なグッズなども、鍋に便利であれば、ホットクックにも便利という考え方でいろいろと試しています。
お手入れは大変?
アマゾンのセールで型落ち品を購入したのですが、届いた商品を見て、その大きさにびっくり(@@)
特に横幅が大きく、我が家のキッチンには少し大きすぎるかも、と心配になりました。
UFOみたい
今はもう見慣れて、なんとも思いませんが・・・
最近のモデルは幾分かコンパクトになっているようですね。
パーツは食洗機対応
きのぽはずぼらなので、こちらも購入前にお手入れ方法をしっかりとチェックしてから購入しました。
パーツが多いと後片付けが面倒で、せっかく購入してもお蔵入りしてしまいますしね。
公式HPや取扱説明書によると、パーツは内釜、内蓋、混ぜ型ユニット、つゆ受け、蒸気口カバーの5つ
内釜以外のパーツは食洗機対応とのこと。
これなら続けられそうだと判断し、購入
きのぽは普段は食洗機に入れていますが、手洗いしても気にならない程度です。
普通の鍋で料理すると、洗うのは鍋だけなので、後片付けに関しては、手洗いだとホットクックの方が、負けてしまいますね。
しかし、ホットクックはコンロ周りや床が汚れないので、キッチン全体の掃除の負担がぐっと減ります。
結果的に、トータルでホットクックの方が楽な気がします。
ホットクックと一緒に使用しているもの
ホットクック専用ではないけれど、お玉や木杓子、ゴムベラなど、家にあるものを活用しています。
中でも特に便利だと感じたものをご紹介します。
- 内釜、追加でもう一つ
- 麺の茹で汁を切るグッズ
- クッキングシート
- ステンレスのざる
内釜を追加でもう一つ
我が家に内釜が2つあるのは、ちょっと変わった理由からなんです。
母の日にホットクックをプレゼントしたところ、あまり使ってもらえず、結局うちに返ってきてしまったんです。
ぐっすん
2台同時に使うのは便利だけど、場所をとるので1台に絞ることにしました。
そこで、本体は実家に置いて、内釜だけ持ち帰ることに
これなら、内鍋だけ運べば、実家に帰った時に料理ができて便利だし、普段は2つの内釜で料理を効率よく回せます。
これがなかなか便利でよかった!
ホットクックは放置できるのが魅力ですが、複数の料理を調理したい時は、時間がかかってしまいます。
しかし、内釜が2つあると、1つ目の料理を煮炊きしている間に、次の料理の下準備を進められるので、調理効率が格段にアップ
例えば、さばの味噌煮を作っている間に、同時にきんぴらごぼうの下準備をし、味噌煮ができ次第、内釜を入れ替えて、すぐにきんぴらの調理に入ることができます。
2つの内釜は、複数の料理を連続して作る際にとても便利です。
しかし、温泉卵のような低温調理や、短時間の調理をする場合は、ホットクック本体の温度が調理結果に影響することがあります。
特に低温調理の場合、本体が適温に冷めるまで時間がかかるため、調理開始までに時間がかかってしまいます。
また、調理時間が短い料理の場合、本体の予熱時間が短縮されるため、加熱が不十分になることがあります。
特に夏場は、室温が高いため、本体が冷めるまでに時間がかかり、この傾向が顕著になります。
ホットクック本体が熱い状態で次の調理に移るタイミングやコツは、慣れると感覚的に掴めるようになりまが、最初はちょっと戸惑うかもしれません。
追加の内釜は、シャープの公式通販やアマゾン、家電量販店などで購入できます。
麺の茹で汁を切るグッズ
コンロを閉じているので、パスタを茹でるのもホットクックの仕事です。
茹で汁切りを使うと、一気にザルに湯切りするよりも、熱湯を扱うのが怖くなく、安全に調理できます。
曙産業 麺ピタクリップ PM-965 を、きのぽは使用していますが、残念ながらこちらはもう販売されていないようです。270円程で購入しました。
似たようなものが他社からも出ています。
クッキングシート
オーブン用のシートは、洗って繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプがありますが、ホットックックでは主に洗えるタイプを愛用しています。
蒸し板のサイズに合わせて丸くカットし、肉まんや焼売を蒸すときに敷いています。
これにより、食材がくっつくのを防ぎ、後片付けも楽になります。
一方、お肉などの油が出る料理を蒸すときは、洗い物が楽な使い捨てタイプを使用しています。
パール金属 ふっ素加工 オーブン シート (繰り返し)
アルファミック オーブンペーパー (使い捨ての大容量)
ステンレスのざる
たまたま家にあった金属のざる2個が、ホットクックの内釜にジャストフィットでしたので、蒸し器のようにして使用しています。
形状の違いにより、片方は内釜の中で浮遊し、もう片方は底に脚がついて安定します。
脚が底についている方のざるは、底と網の間に、脚の分の約1cmの隙間ができるため、これを利用してホットクック内釜に50〜60ccの水を注ぎ、その中に、野菜を入れたざるを入れて蒸すという方法に落ち着いています。
これにより、複数の種類の野菜を一度に蒸すことができ、とても便利です。
より多くの水分でしっかりと蒸したいときは、付属の蒸し板を内釜にセットして、水を200cc程入れ、その上に、野菜を入れたざるを乗せて蒸しています。
どちらも同じような感じですが、1つ洗い物を減らすために、普段は蒸し板を使用していません。
使っているざるで、現在も販売中のものはこちらです。
和平フレイズ 丸型ざる17cm リング付 SUIグート SUI-6009 500円位でした。
ホットクックの内釜のサイズ、形状は、型番によって異なります。
新しくホットクック用にざるを購入するときは、内釜の内寸を調べましょう。
また、同じ直径のざるでも、形状により、内釜の底にすぽっと収まるものと、途中でとまるものがあります。
本体の蓋が閉まることを確認して購入しましょう。
新しいホットクックの機種だと、もう少し大きいざるが使えるようです。
きのぽの機種は古いので、これが精一杯ですね。
一度にまとめて蒸しています。
蒸し野菜を作る時にですが、ざるの中に、千切り人参を一番下に敷き、その上にささがきごぼう、輪切りさつまいも、かぼちゃ、ブロッコリーと重ねて入れ、内釜に入れて蒸すことが多いです。
こんな感じに入れて、自動の茶碗蒸しのメニューボタンで調理しています。(メニュー番号は機種によって異なります。)
その時の希望の仕上がり具合(柔らかさ)に合わせて、調理終了のブザーが鳴って直ぐに取り出す時と、調理後10分位経ってから、取り出す時があります。
内釜ごと取り出し、そのまま10分程置いて、ざるごと野菜を取り出します。
蒸し上がったら、上から順に野菜を取り出し、最後に残った人参とごぼうは、マヨネーズで和えて人参サラダに
季節に応じて、ここにとうもろこしや、枝豆なども登場します。
ル・クルーゼやストウブ用の料理本
これは必需品というより、楽しみ要素です。
最近では、ホットクックに特化した料理本もたくさん出版されていますが、私はル・クルーゼやストウブ用の料理本からも調理のヒントを得ています。
これらの鍋は、食材の水分だけで調理する無水調理ができる点が共通しているため、レシピをホットクックに置き換えて調理することが可能
ホットクック用で紹介されているレシピは、手軽!がウリのものが多いですが、一方、ル・クルーゼやストウブの本は、じっくり煮込むような本格的なレシピが多く、気分転換に役立ちます。
調理時間が長くても、離れられるので便利!
図書館や本屋さんで、これらの本を眺めるだけでも、無水調理の楽しさやコツを掴むことができるので、おすすめです。
ちょっとした工夫で、片付けや調理が楽になります
ホットクックは、派手な機能はないけれど、毎日のお料理をサポートしてくれる頼れる存在です。
調理器具や食材を工夫することで、さらに使いこなせるようになります。
例えば、家にあるもので代用できたり、100均グッズで便利に活用できたりと、アイデア次第で可能性は無限大
最初は戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていくうちに、もっと楽に、もっと手軽になりますよ。