
「肉たたき(ミートハンマー)」ってご存知ですか?

WMF (ヴェーエムエフ) 肉たたき 食洗機対応 「ミートハンマー」
私は一応知っていたのですが、「とんかつ用のお肉を薄く伸ばす道具でしょ?」くらいの認識でした。
もちろんそれも正解ですが、肉たたきの本当のすごさは、何と言ってもお肉が劇的に柔らかくなること!
叩くことで肉の繊維がほぐれる(切れる?)からなんでしょうか。

正直、もっと早く買えばよかった・・・!
肉たたきを購入するに至った経緯と、その感動的な実力
きっかけは「硬い輸入ステーキ肉」
ことの発端は、Amazonフレッシュのセールで輸入ステーキ肉を半額で購入したこと
最近、年を取ってきたせいか、元々お肉がそこまで得意ではないこともあり、お肉のしっかりした「噛み応え」が少し苦手になってきました。
かと言って、脂肪たっぷりの霜降りステーキは、お値段的にも胃袋的にも厳しい💦



赤身メインの輸入肉を、なんとか柔らかくする方法はないか?
ネットで調べると、「フォークで肉を突き刺す」「脂肪の部分に切り込みを入れる」「オイルを塗り込む」「フルーツと漬け込む」といった方法が・・・
早速やってみたところ、確かに食べやすくはなるものの、もう一歩、理想の柔らかさには届きません😢
購入までの葛藤:「筋切り器」vs「ミートハンマー」
さらに調べると、「ミートテンダライザー(肉筋切り器)」または「肉たたき(ミートハンマー)」が良いとの情報を発見
最初に目をつけたのは、1000円ほどの「肉筋切り器」
大きなフォークの先に、ナイフのような鋭利な刃がたくさんついている形状です。



これで焼く前のお肉に穴を開けていくらしい
こんな感じ商品です↓
Amazonでの評価も非常に高く、これにしようかと思ったのですが・・・
レビューを見ると、分解して洗う必要があるらしく、怖がりのきのぽはその分解・組立時に刃で手を切りそうで怖い😰



かなりの怖がりなんです・・・💦
一度でも手を切ったら、怖くて使わなくなるだろうなと思い、泣く泣く却下
その次に目をつけたのが、名前の通り肉を叩くトンカチ、「ミートハンマー」
こちらも1000円以下で良さそうなものを発見!
金属に突起がついているハンマーなので、ザクッと手を切るような刃はありません。
「これだ!」と思ったのですが、レビューを読むと、どうもこちらは食洗機は非対応のよう



うーん、それもネック・・・💦
できれば食洗機対応が希望だったのですが、手頃な価格帯のものはアルミニウム合金製が多く、食洗機不可のものばかりでした。
決め手は「洗いやすさ」と「安全性」
この時点で、「手を切るのが怖い」という理由から、筋切り器よりもミートハンマーにしようと決定!
ターゲットを「洗浄が簡単なミートハンマー」に絞って探しました。
そこで見つけたのが、WMFの食洗機対応ミートハンマー
ステンレス製で、お値段なんと約3300円



高い・・・!
最初の候補が1000円だったのでかなり躊躇しましたが、写真で細部をしっかり見ると、突起の部分も丸みを帯びており、手洗いするにも簡単そう
何よりステンレス製で「食洗機対応」と明記されている安心感は絶大
「お手入れが手軽なら、頻繁に使えるはず。頻繁に使えば、3倍の値段分はすぐに元が取れる!」 そう自分に言い聞かせ、ポチッと発注
ついに到着!ピカピカの安心設計
やってきたのは、ピッカピカのステンレス製ミートハンマー


ループもついているので、フックに吊るして収納もできます。
心配していた突起も、写真通り丸みを帯びており、これなら怪我の心配はなさそう。
手洗いでもサッと汚れが落ちそう
実践①:輸入ステーキ肉を叩いてみた
早速、あの輸入ステーキ肉を叩いてみます。
レビューで「叩きすぎると柔らかくなりすぎて物足りない」と見たので、加減がわからず、怖がりながらトントンと適当に20回ぐらい叩いてみました。
あとはいつも通り、お気に入りのギャバンのステーキスパイスを塗り込み、ヘルシオの「あぶりステーキ」モードでスイッチオン
(ちなみに、ヘルシオの網にくっつくのが嫌なので、私は餅焼き用のくっつき防止網を乗せ、その上にお肉を置いています。さらに天板にアルミホイルを敷いておけば、肉汁の焦げ付きが防げてお手入れが本当にラク!)




パール金属 オーブントースター用焼き物メッシュシート H-8010
GABAN(ギャバン) シーズニング ステーキ(Amazonは単位が大きすぎ💦 スーパーでも購入できます。)
感動!これが輸入肉・・・?
焼き上がったお肉を食べてみると・・・



柔らかい!すごくいい感じ!!
今まで、フォークで刺したり、オイルを塗り込んだり、キウイと一緒の袋に入れてみたり・・・
色々試しましたが、これが一番手軽!
思い立った時にすぐできて、効果も抜群



大満足!
安い輸入肉でもこんなに柔らかく美味しく食べられるなら、3300円の元はすぐに取れそう〜
もちろん、あくまでも筋を切って柔らかくしているので、脂肪たっぷりの霜降り肉が口の中で「とろける〜」ような、あの柔らかさとは違います。
でも、柔らかいお肉は好きだけど脂肪分は苦手な私にとって、「脂肪分少なめで、柔らかいお肉」が作れるのは理想的!
そして、使い終わったミートハンマーは、軽く水ですすいで、そのまま食洗機にポン



なんてお手軽♪
実践②:鶏むね肉で「なんちゃって油淋鶏」
この効果があまりに楽しかったので、翌日は鶏むね肉でも試してみることに
いつもの「なんちゃって油淋鶏」を作ります。
「鶏肉を叩く時、肉汁が周りに飛んだら嫌だな・・・」
ここで一つひらめきました✨
試しに、オーブンペーパーでお肉を挟み、その上からトントンしてみました。
これが大正解!
肉汁が飛び散る心配が一切ないうえに、ミートハンマーが全く汚れません。
適当に叩いてからいつも通りに味付けし、ヘルシオで焼いて油淋鶏に


驚きのやわらかさ!
結果は・・・
表面はさっくりしているのに、中身は驚くほど柔らかい!



めちゃくちゃ食べやすいです!
パサつきがちなむね肉が、けむらん亭&ミートハンマーで、別次元の美味しさになりました。
そして、使ったミートハンマーは、オーブンペーパーのおかげで本当に何にも汚れていません。
手洗いも一瞬ですが、もちろんそのまま食洗機にポン



お手軽すぎ!
結論:赤身肉好きの救世主
私はお肉の脂肪が苦手なので、鶏肉なら「むね肉」、豚や牛なら「赤身」を選びがち
でも、これさえあれば、トントンするだけで自分の好みの柔らかさにできるので、本当に助かります。
高かったけど、お手入れの手間や怪我の心配がないWMFのミートハンマーを選んで大正解でした。
「肉たたき」、ここ最近で購入した台所グッズの中で、文句なしのNo.1お気に入りアイテムになりました!


















