こんにちは。きのぽです。
ディカフェ生活を始めてから、手軽に持ち運べるドリップバッグも愛用しています。
しかし、いつも使用するたびに、ドリップバッグがカップ内のコーヒーに『どっぷりと浸かる』ことが気になっていました。
昔、初めて飲んだドリップコーヒーがモンカフェだったこともあり、『こんなに浸かって大丈夫?』という疑問が・・・
浸かるのが嫌で、縦長のドリップバッグを使う際は、大きなカップを使用して、なるべく浸からないように工夫していたのですが、ある時面倒になり、普通に浸して淹れてみたところ、意外にも美味しく感じたのです。
どういうこと?
タリーズのコーヒーセミナーでも、コーヒーバッグは浸かっても大丈夫かを質問したところ、しっかりと浸けることが大事との回答が!
えええっ?
ドリップバッグ、カップに浸けるの?浸けないの?
今、手元にあるドリップバッグはこんな感じ
これらは、ペーパータイプのドリッパーに1杯分のレギュラーコーヒーがセットされたもので、コーヒーバッグ、ドリップバッグ、ドリップパックなどと呼ばれています。
形状は、カップに浸からないように工夫したものから、逆にカップにどっぷり浸けるティーバッグタイプのものまであります。
ドリップバッグとひとくくりに言っても、形状がぜんぜん違います
浸からないように工夫されているタイプと、浸かるタイプで淹れ方が異なる
そりゃそうだわね
ドリップバッグと呼ばれるものには、大きく分けて2つの形状があります。
- 浸かるタイプはフレンチプレスをイメージ
- 浸からないタイプはペーパードリップをイメージ
のような感じでしょうか。
ドリップバッグという呼び名のため、浸かることに抵抗があったのかも
フレンチバッグなら気にならなったかも
浸かるタイプ
一般的な縦長のタイプですね。
スーパーで売っているものも、ほとんどがこのタイプです。
- カップを温める
- バッグを開ける
- カップにのフチにコーヒーバッグのフックを引っ掛ける
- カップを軽くトントンとたたいて、コーヒー粉を平らにする
- 少量のお湯を注ぎ20〜30秒程度蒸らす(蓋をする)
- その後、残りのお湯をゆっくり注ぐ
- 注ぎきったら、3分程度待つ(蓋をする)
おいしくなるコツは
- カップの温め
- コーヒー粉を平らにする
- 蒸らし
- 最後に3分程度そのまままつこと⇐カフェオレには特に重要
蒸らしと、最後に待つ間は、カップとドリップバッグの上にお皿などを被せて、蓋をすると尚良し
全部できなくても、できる範囲だけでも、仕上がりが全然違ってきます
コーヒーセミナーの先生に質問したところ、このタイプのドリップバッグは、
- お湯を注ぐときにケトルをくるくる回してのの字を書くとかは、気にしなくてもよい
- お湯を注ぐときも厳密に2、3回に分けなくてOK
- 初めて淹れるドリップバッグでは商品に書かれている、お湯の量で淹れた方が良い
お湯の目分量は難しいので、キッチンスケールにマグカップごとのせて、淹れると簡単!
一番驚いたのは、バッグを浸したまま待つこと!
注ぎきったあとは、バッグを浸したまま1分から4分程度の間で自分の好みの濃さになるまで置いておくと、より味わい深くなります。
きのぽはブラックだと待たずにそのまま、カフェオレだと3分程度待って、取り外しています。
なんとタリーズのドリップバッグの説明には、バッグを取り外した後、さらに上下に3回沈めて完成とあります。
きのぽは胃が弱いので、ブラックで飲む時は、お湯を注いですぐに飲みますが、ミルクを淹れる時は、この方法で、しっかりと濃さを出します。
いままで我流でドリップバッグを使用してカフェオレを作っていたときと、雲泥の差があるカフェオレが出来上がり!
上に乗せるタイプ
これはモンカフェや、スターバックスオリガミなどのタイプですね。
ちょっとプレミアム感があるものが多いような気がします。
コーヒーの粉の量も、多めです。
縦に短くて、粉も多いので、開ける時は注意!
こちらは、まさにペーパードリップ方式なので、淹れ方は通常のペーパードリップとほとんど変わりません。
- カップを温める
- バッグを開ける
- カップにコーヒーバッグを引っ掛けて乗せる
- カップを軽くトントンとたたいて、コーヒー粉を平らにする
- 少量のお湯を注ぎ20〜30秒程度蒸らす(蓋をする)
- その後、残りのお湯をゆっくり2、3回に分けて注ぐ
- 注ぎきったら、最後まで落ちきる前に取り外す
おいしくなるコツは
- カップの温め
- コーヒー粉を平らにする
- 蒸らし
- 注ぎきったら、最後まで落ちきる前に取り外す⇐火傷に注意!そこまで厳密でなくてもOK
バッグの口が横に広いので、のの字を書くように、丸く回して淹れると気分も上がるかも
ペーパードリップの場合は、最後までお湯を落としきると、苦み、雑味が入りやすいと言われますが、ドリップバッグでは火傷に注意しながら調整してください。
ティーバッグタイプの全部お湯につけるタイプ
ティーバッグの形状タイプは、インスタントコーヒーに次いで手軽ですね。
ドトールでディカフェを注文すると、このタイプで提供されます。
- カップに少量のお湯を注ぐ
- ドリップバッグをカップに入れて20〜30秒程度蒸らす(蓋をする)
- その後、残りのお湯をカップに注ぐ
- 注ぎきったら、4分程度待つ(蓋をする)
- 好みの濃さになったら、上下に振って、取り出す
こちらも最初に少量のお湯を淹れて30秒ほど蒸らすところは同じです。
形状の種類に慣れるまでは、淹れ方の説明もよく読もう
ドリップバッグはインスタントコーヒーに次ぐ、お手軽なイメージがあります。
ついつい、分かった気になって、商品に記載の淹れ方を読まずに、はいはいと淹れてしまうこともしばしば
しかし、ドリップバッグの形状にも、ペーパードリップ方式とフレンチプレス方式のような大きく2つの種類があります。
ドリップバッグの形状によって、カップに浸けるかどうかが変わります。
形状を確認し、淹れ方のコツを参考に、コーヒーを淹れてみてください。
商品によってコーヒー粉の量や、必要なお湯の量が異なるため、最初の一杯はパッケージの説明をよく読んでから淹れることをおすすめします。
その後は、抽出時間を調整したり、お湯の量を変えてみたりして、自分にぴったりの一杯を見つけるのも楽しいです。
すべての種類のドリップバッグをおいしく淹れる共通事項
- お湯の温度は94度程度
- お湯の量は大事:慣れるまではキッチンスケールにカップを乗せて、はかりながら抽出してもよいかも
- カップを温めること
- 最初に豆を蒸らすこと
- 蒸らすときや、バッグをカップの中に浸けて待っているときに、お皿などでカップに蓋をする
これだけで格段においしく、香り高いコーヒーになりますよ。
簡単だけど、ちょっと面倒かも💦
より手軽にドリップバッグを淹れるのに、UCC ドリップポッドマシンを使用中
きのぽは面倒くさがりなので、家にあるUCCのドリップポッドマシンで、ドリップバッグも淹れています。
本来の使い方ではないのですが、お湯の温度や量をボタン一つで調整できるのがとても便利で、最近はドリップポッドのカプセルよりもドリップバッグや、市販の豆を使うことが多いかも💦
蒸らしもしてくれるので、本格的なコーヒーが手軽に楽しめます。
家族はカプセルを使用しているので、いろいろと大活躍です!