
ホームベーカリーをレンタルしている間に色々作ってみようと思い、今回はうぐいす豆の入った食パンを作ってみました。
レンタルしているのはこちらの機種です。
実は、パン屋さん「ドンク」の「アリコベール」が大好きなんです。
甘く煮たうぐいす豆がたっぷり入ったフランスパンで、バターを塗って食べると、バターの塩気とうぐいす豆の優しい甘さが絶妙にマッチして、本当に美味しいんですよね。
そんなわけで、ホームベーカリーでこのアリコベール風の食パンを作ってみることにしました。
残念ながら、今回レンタルしたコンパクトホームベーカリーにはフランスパン機能は無し💦
そこで、基本の食パンコース(デイリーパン)をベースに、うぐいす豆を混ぜ込んでアリコベール風食パンを目指してみることにしました。
お手軽材料でドンク風うぐいす豆パンに挑戦!
スーパーで手軽に揃う材料で
今回用意した材料は、手軽にスーパーで買えるものばかり
- 粉:強力粉 カメリアスペシャル
- イースト:日清製粉 スーパーカメリアドライイースト
- うぐいす豆:フジッコ お豆さんのうぐいす豆

簡単レシピ
今回のレシピはこちら
分量はコンパクトホームベーカリーに合わせています。
こちらからレンタルしています

*小と大は、コンパクトベーカリーに付属のさじです。
- ドライイースト:小1
- 強力粉:140g
- バター:10g
- 塩:小1
- 砂糖:大1
- スキムミルク:大1
- 水:100ml
- うぐいす豆:45g
うぐいす豆はもっとたくさん(60gくらい)入れても良いかなと思いましたが、今回購入したフジッコのお豆さんが140g入りだったので、これを3回分に分けようと思い、まずは45gで作ってみることに
甘すぎたり、膨らみが悪くなったりするのを心配しましたが、45gで焼いてみたところ、甘さ控えめでちょうど良く、パンもしっかり膨らみました。
次回、また新たにうぐいす豆を購入した際には、2等分にして70gで焼いてみようかなと思っています。



今回の残りのうぐいす豆は、それぞれ45gずつラップに包んで冷凍保存
製菓用で販売されているうぐいす豆は、単位がもう少し大きくなる上、甘みも強め
販売店舗も限定されますよね・・・
その点、フジッコのお豆さんは、どこでも手軽に購入できて、単位も小さく、甘さも控えめなので、パン作りにはおすすめかも!



今回使ってみて、とっても気に入りました。
原材料も確認しましたが、お豆と砂糖とお塩のみで、醤油などは入っていないのでパンにも大丈夫そう!
いざ、ホームベーカリーへ!
いつもの通り、パンケースにイースト、強力粉、バター、砂糖、塩、スキムミルク、水の順に材料を入れる



夏は冷水で!
今回は、メニュー番号1番の「デイリーパン(具入り)」コースを選択してスタート!
約40分後、ピピピと可愛らしいブザー音が鳴ります。
ブザーが鳴ったら一旦パンケースをホームベーカリーから取り出し、中の生地を取り出して成形
- 取り出した生地を、だいたい10cm × 25cmくらいの長方形に伸ばします・・・と言っても、なかなか上手くは伸ばせません。
25cmに伸ばそうとすると、横幅が10cmを超えてしまいます。
この10cmという幅は、パンケースの幅と同じなので、パンケースに収まるように調整すれば大丈夫👌 - 少し横に広がってしまった部分は、内側に折り曲げるなどして幅を10cm程度に整え、その上からうぐいす豆を均等にパラパラと散らします。
- 手前から奥に向かって、しっかりと巻き込んでいきます。
- 巻き終わりを下にして、羽根を取り外したパンケースの中に生地を戻します。
- この時、巻き始めと巻き終わり、そして両端の横の部分は、1cmから1.5cm程度うぐいす豆を乗せずに空けておくと、綺麗に巻きやすいです。
記事がベトつくのと、手早く巻くために、ラップの上に生地を置いて、その上からラップをかけて、麺棒で成形しています。(打ち粉なし)
生地が、台や麺棒にくっつかないし、生地を巻き上げていくときも、ラップを引き上げながらすると簡単に巻けるのでおすすめ!
パンケースをホームベーカリーに戻したら、そのまま蓋を閉めます。
あとは、いつも通り焼き上がり時間にピピピッとなり、部屋には香ばしい良い香りが漂ってきます。
具材をそのまま混ぜる時、取り出して成形する時
レーズンなどの潰れにくい具材であれば、ただ投入してそのまま蓋を閉めればOKなのですが、うぐいす豆のような潰れやすい材料は、そのまま入れると生地と混ざりすぎてしまい、食感が損なわれてしまいます。
混ぜすぎないようにパンケースの羽を外して、手作業で生地と具材と混ぜて成形して、パンケースに戻します。
焼き上がり!
膨らんでいるかな、とドキドキしながらホームベーカリーを開けると・・・いい感じに膨らんでいます!


パンケースをホームベーカリーから取り出し、底をポンポンと叩いてパンを取り出し
羽根を抜いているので、とってもスムーズに、簡単に取り出すことができました✨
また、パンの底の部分の羽根の跡のへこみもほとんどなく、綺麗に焼き上がっています。
粗熱を取ってから切ってみると・・・こんな感じ
もう少し豆を増やしても良かったかもしれませんね。





トーストしてバターを塗って食べると、最高!
こんなに簡単に、憧れのアリコベール風お豆食パンが焼けるなんて、本当に嬉しい!
実は、普通サイズのホームベーカリーでもアリコベール風食パンに挑戦したことがあるのですが、今回作ったコンパクトホームベーカリーの方が、生地の量が少なく、小さめなので手軽で簡単に感じました。
以前に持っていた機種は、レーズンなどの具材を入れる専用のケースが付いていて、自動的に時間になるとそこから具材が落ちる仕組み
パンケースをセットした後は出かけられるので、それはそれでとても便利でしたが、具材投入口をしっかり清潔に保つ必要があったり、うぐいす豆のような柔らかい具材を入れると潰れてパン生地に混ざってしまうのが気になっていました。
コンパクトベーカリーのブザーが鳴ってから手で投入する方式は、今の私にはシンプルでとても合っています。
ホームベーカリーで生地を作って一旦取り出し、手で具と合わせてからまたホームベーカリーに戻して焼く、という工程は少し手間がかかるように感じるかもしれません。
でもコンパクトホームベーカリーなら生地の量が少ないので、限られた時間の中で成形するのも焦らずにできますし、思っている以上にラクラク〜
【追記】成形なしで、もっと簡単にできました!
STEP3の成形は、それほど手間ではないのですが、「もっと手軽に作りたい!」という気持ちがだんだん大きくなってきました。
そこで、少しでも楽をするために、STEP3の工程を次のように変更してみることに



ものぐさだもん・・・
そこで、半分譲歩しようということで、STEP3をこんな感じに変更
スタートから約40分後、ブザーが鳴ったらパンケースをホームベーカリーから取り出すところまでは、前回と同じ (ポイント:今回は、パンを混ぜる羽根は外しません!)
- パンケースを取り出してから、約7分後にパンケースを本体に戻すので、タイマーをセットしておくと便利(きっちり7分でなくても大丈夫!)
- トレーの上にラップを広げ、パンケースから取り出した生地を置く
- 生地の上にさらにラップをかけ、手で軽く押して少し広げる
- 上のラップを外し、生地の上にうぐいす豆を乗せる
- 下のラップごと持ち上げるようにして、うぐいす豆を生地で包み込む
- ラップに包んだまま生地を持ち上げ、羽根を入れたままのパンケースに戻す
パンケースに生地を戻すときの、形や混ざり具合は気にしなくてOK! - パンケースを取り出してから約7分後、本体にセット
ラップを使うことで、打ち粉をしなくても生地が手や台にくっつかず、後片付けも簡単!
この工程は、以前と全く同じ
パンケースをホームベーカリーに戻したら、蓋を閉めるだけ。 あとは焼き上がりを待つと、香ばしい良い香りが部屋いっぱいに広がります。
次は何を作ろう?
こうなってくると、簡単に色々と美味しい食パンを作りたいと思い、ホームベーカリーに関する本を色々と探してみました。
その中で、今一番気に入っているのが、
「エスプリ・ト゛・ビゴ」のホームベーカリーで食パンレシピ お店みたいなパンがおうちで焼ける!


「ビゴの店」のパンは私も大好き!
こちらは、ビゴの店で修行をされた藤森二郎さんの書籍です。
美味しそうな様々な食パンから、とびきり美味しいトーストのアレンジアイデア、パンの美味しい保存方法、パンの食べ方アレンジ、そして自家製ジャムの作り方まで、ホームベーカリーで焼いたパンを「焼く」ところから「美味しく食べる」「保存する」ところまで、くまなく必要な情報が書かれています。



ブリオッシュ食パンとスコーンのレシピも気になる!
次回は、この辺りのレシピに挑戦してみようと思っています。
ホームベーカリーはこちらからレンタルしています